人間の苦しみは

f:id:HerzTraenen:20180805112750j:plainほとんどいつも愛と、何かを失う悲しみに関係している。(これはもしかすると昔どこかで読んだかもわからない)

だから喜びも悲しみもすべて引きくるめて 

人生の現実を私たちがみとめ、経験し、そのおもさに耐久することができれば人生のおもさにたえることができることになる。

しかしここで自分自身を騙したり嘘をついたりしてその重みをかわそうとしてしまうと(依存などもそこにふくまれる、もちろん依存というのはそれはそれで生き延びる術なのだけど)、傷からの治癒が遅れるばかりか、もっとも大きな苦しみの源になってしまう。

自分が知ることを知り、感じているものを感じること。

つまり、自分の基本的欲求というのは、人の基本的欲求というものは、あたりまえだが私たちを支えているのだ。高尚な思想は得てして私たちを治癒へと導かない。